音声の文字起こしにはVB-Audio Virtual Cable

VB-Audio Virtual Cableとは、仮想オーディオデバイスと呼ばれるソフト(ドライバー)で、バーチャルオーディオケーブルとして動作するバーチャルオーディオ機器です。

この仮想オーディオデバイスを使えば、サウンドカードなどを買い足さなくてもPCに再生・録音デバイスを簡単に増やすことができるので、とても便利です。

このソフトのメリットは、以下のような点にあります。

  1. 音声入力や録音などの用途に活用できる。
  2. Windowsでは、録音の音声からの自動文字起こしでよく使われる。
  3. Googleドキュメントなどの音声入力機能と組み合わせれば、mp3などの音声ファイルを簡単にテキスト化することができる。
  4. Windows版とMac版の2つに対応しており、無料でダウンロードできる。
  5. インストール方法も簡単で、zipファイルを解凍して実行ファイルを管理者として実行するだけ。
  6. 設定方法もシンプルで、出力デバイスと入力デバイスにVB-Audio Virtual Cableを選択するだけ。

以上のように、VB-Audio Virtual Cableは、仮想オーディオデバイスの中でもシンプルかつ便利なソフトです。

音声入力や録音などにいかが?

他にもいろいろなソフトがあります。ここでは、代表的なものをいくつか紹介してみます。

VoiceMeeter Banana

VB-Audio Virtual Cableと同じ開発者による仮想ミキサーソフトです。

仮想オーディオデバイスとしても機能し、音声の入出力やミキシングを自由に設定できます。

また、音声のエフェクトやイコライザーなども調整できます。

無料で使えますが、寄付をするとさらに高度な機能が使えるようになります。

JRiver WDM/ASIO

JRiver Media Centerというメディアプレーヤーソフトに付属する仮想オーディオデバイスです。

WDMとASIOの2種類のドライバーがあり、SpotifyやYouTubeなどの再生音をJRiver Media Centerに流すことができます。

また、JRiver Media Centerの音質を向上させる機能もあります。

JRiver Media Centerは有料ソフトですが、30日間の無料試用期間があります。

StarBreeze StarVR

VRヘッドセット用の仮想オーディオデバイスです。

高解像度のデュアルディスプレイと広い視野角を持ち、外部光センサーによる位置トラッキングも可能です。

IMAXと提携しており、映画館などで体験できます。

以上のように、仮想オーディオデバイスにはさまざまな種類があります。用途や目的に合わせて選んでみてくださいね。

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