プリンター購入!
年賀状印刷に使うし写真印刷とかするよね。
ですが!
毎日プリンターを使う所は良いですが、ほとんどの家庭ではたまにするコピーか年賀状印刷に使う程度。
だから
いざ使おうとなったときに印刷がかすれて使えない。
ヘッドクリーニングをやっても解決しない。
あ~買い換えか~
となるわけですが
そんなの勿体ない!
せっかくなので、長く使いたい!
その備忘録。
まずは、インクの成分を知ろう!
プリンターの二大巨頭といえば、CanonとEPSOですね。
そのプリンターの中でも、顔料系インクが使われてる機種は耐水性や発色が良いです。
エプソンのインクジェットプリンターを例にすると、EP型番=染料インク、PX型番=顔料インクと、機種名でどちらのインクか直ぐにわかるようになっているので、まずはそれを確認してみてください。
顔料インクだと、目詰まりで苦しんでいると思うので、負けずに新品当時の印刷品質を取り返しましょう!
今回、修理したのはPX-402Aという機種です。
ヘッドクリーニングは生易しい!?
買い換えを検討している人は、ヘッドクリーニングをしてからノズルチェックパターンを印刷してもほぼ全滅状態のプリンターが多いと思います。
でも、ヘッドクリーニングはプリントヘッドに対しては生易しいクリーニングなんですよ。
そんなもんじゃ、頑固な目詰まりは解決しない!
そこでだ
無水エタノールの登場!
アルコール(エタノール)の種類
一般的に、アルコール(エタノール)といわれると、キッチンで使う「キッチンアルコール」
消毒に使う「消毒用エタノール」
今回使う「無水エタノール」
だと思います。
消毒用エタノールは加水されてるので、乾きが遅く、その分、留まるので、消毒したいところの菌を死滅させてから蒸発してくれます。
無水エタノールだとこうはいきません。
すぐ乾いちゃうので、菌を死滅させる前に蒸発しちゃうので、殺菌力は消毒用エタノールよりも弱いです。
ま~、無水エタノールに加水すれば消毒用エタノールになるので、別に良いんですけどね。
でも、今回はこれの無水エタノールが良いんです。
すぐ乾くので、プリンタ内部の基板とうに水気が留まらず、すぐ蒸発してくれるので、乾かし不足によるショートで故障するなどのリスクがありません。
では、初めて行きましょう。
ホームセンターなどで材料を調達
無水エタノールはAmazonでサクッと購入。
チューブはホームセンターで調達
今回はカインズで見つけました。
散水用ホース売り場にありました。
内径3mmで外形は5mmか6mmだったと思います。
10cm単位で買えますので、ちょっと高級の耐油性タイプ。
なんと!
10円
あとは、100円均一で、シリンジ(大)を調達
これだけです。
では洗浄!
シリンジにチューブをセット
無水エタノールを吸い込みます。
プリンターのインクを取り外します。
プリンター内部のインク吸い込み口に、シリンジに挿した方の反対側のチューブを挿します。
少し固いですが、インク吸い込み口に口からチューブが外れないように注意して、アルコールを少し注入します。
数分放置。。。。。
今度は、吸い込んでいきます。
すると、粉っぽいのが混じったインクが吸い出されていきます。
一番最初はめちゃくちゃ汚いので、吸い取った後は一旦プリンターから外し、アルコールを捨てます。
私はティッシュにしみこませて捨てました。
また、新しいアルコールを吸い込んで同じ動作をします。
が、さっきよりかは押し込みやすくなってると思うので、出来るだけ多めに注入していきます。
二回目以降は、粉っぽいのが無くなって、インクが溶けている感じになると思うので、シリンジのピストンを出し入れしてエタノールをヘッド内部に行き渡らせていきます。
また全部吸い取り、新しいエタノールを入れてゆすいでいきます。
これを全色行って、念のため丸一日乾燥させて、いざインク取り付け!
出来れば、新品のインクを用意した方が良いです。
最初は、洗浄後に古いやつを使ってやってみたのですが、印刷がかすれてしまったので、新しいインクに変えてみたところ、キレイに印刷されました。
古いインクを捨ててしまうのももったいないので、エレコム 詰め替えインク エプソン IC4CL46対応 4色セット 3回分 THE-46KITNを買って詰め替えてみたところ、使えるようになりました!
古いインク自体、数年前のものだったので、中がカピカピになっていたのかも。
皆さんも、プリントヘッドの洗浄が終わったら新しいインクに変えた方が良いかもしれません。
以上