こんにちは!
エルピオ電気が事業停止のニュース
切り替えしてくださいとメールが入り衝撃を受けました。
そんなことが起きるのかと。
エネチェンジというサイトではその他にもたくさんの会社が事業停止しているとの情報が。。。
ビックリですね。
切り替え先はエルピオでんきからのメールにあったENEOSでんきにしました。
理由は以下の通りです。
それでは備忘録。
最低料金の有無
これは空き家や別荘の場合は有効です。
最低料金って15kWh以内であれば一律で請求される金額のこと。
15kWh以内、例えば1kWhでも最低料金が請求される。
最低料金って、一般家庭の場合月300円くらい請求されるあれのことです。
例えば、毎月1kWhしか使わない空き家だと、最低料金がない電力会社の場合は20円くらいの請求で済むが、最低料金がある場合は、変わらず一律300円くらい請求されるということ。
デメリットは、普通に使う家庭の場合は、基本的に料金が高くなる傾向がある。
最低料金が無い電力会社は、使用料金に転嫁されてることが多いので、普通に使う家庭は次の説明を参考に決めてもらえたらいいかと思います。
基本料金無料とかって書く会社が多いけど、普通に使ってたら15kWhなんてすぐに超えるので、別に気にするところじゃないです。
結局、使った料金、15kWh分の料金は請求されるからです。
基本料金無料をうたう会社は大体1kWhあたり22円くらいが多いので、15kWh✕22円=330円
最低料金を設定している会社は300円以内のところが多いので、ここだけで基本料金無料の会社の方が30円高い計算です。
なので、全然電気を使わない空き家や別荘以外はオススメしません。
一律単価方式 vs 3段単価方式
これ、電気料金の比較をめんどくさいと感じる要因ですね。
それじゃ、計算していきます。
まずは会社のHPから引用します。
ENEOSでんき(最低料金あり+3段単価方式)
あしたでんき(最低料金なし+一律単価方式)
【2022/7/22追記】ONEでんき(ワンデンキ)(最低料金なし+一律単価方式)
値上がりしてますね。。。
2022/7/22確認分は以下の通り。
念の為、以前の分も載せておきます。
最低料金なし+一律単価方式では、あしたでんきよりもちょっと高いですが、口座振替ができるというメリットがあります。
エネワンでんき(最低料金あり+3段単価方式)
エルピオでんきからの切り替えで紹介されていたのが、ENEOSでんき、ONEでんき、エネワンでんきでした。
が、エネワンでんきよりもENEOSでんきが、ONEでんきよりもあしたでんきが安いので、ENEOSでんきとあしたでんきを比較していきます。
あしたでんきほ7月で終了なので、ENEOSでんきとoneでんきで比較します。
毎月平均で200kWh使う家庭の場合
ENEOSでんきの場合
15kWh=285円
120kWh-15kWh=105kWh
105kWh✕20.31円=2133円
200kWh-120kWh=80kWh
80kWh✕23.99円=1919円
285円+2133円+1919円=4337円
oneでんきの場合
200kWh✕22.4円=4480円
なので、ENEOSでんきの方が143円安い。
【2022/7/22追記】値上り考慮した金額
上記では200kWhでほぼトントンと書いていますが、あした電気の終了、oneでんきの値上げがあったので、ENEOSでんきのほうが763円安い状況になっています。
200kWh✕25.5円=5100円
5100円−4337円=763円
毎月300kWh使う家庭の場合
ENEOSでんきの場合
300kWh−120kWh=180kWh
180kWh✕23.99円=4318.2円
285円+2133円+4318.2円=6736.2円
oneでんきの場合
300kWh✕25.5円=7650円
7650円−6736.2円=913.8円
使用量が300kWhで約1000円、ENEOSでんきが安い結果となった。
ENEOSでんきよりもoneでんきが安くなるのは何kWhから?
300kWh以降の電気料金を比較して、価格差が埋まるまでの電気使用量はいかに?
ENEOSでんきは26.8円/kWh
oneでんきは25.5円/kWh
その差は1.3円/kWh
この差で、ENEOSでんきよりもoneでんきが安くなるのは何kWh使ったときか?
300kWhでの価格差は913.8円
913.8円÷1.3円=702.9kWh
出ました、300kWh以降、702.9kWh使えば、価格差が埋まります。
なので、1002.9kWh!!!
いや、もう商用レベルの電気使用量ですね。
今回の値上げで一律単価方式の電力会社は淘汰される可能性が高いと思います。
ここまで情勢の影響があるとは思いませんでした。
今回の値上げで、一律単価方式はほとんどのご家庭で割高となりました。
以降、値上げ前の比較をしておりますので、参考程度にお読みください。
目安となる使用量は?
厳密に言うとちょっと誤差があるけど、
基本的な考え方としては、毎月平均が120kWhよりも低い場合はENEOSでんきが安い
300kWhを超える場合はあしたでんきが安い
と思います。
まずは毎月の使用量を見るのがいいと思います。
200kWhを超えることが多いなら、あしたでんきに変えることも検討したほうがいいかな?という感じで大丈夫だと思います。
考えるのが面倒くさい!そんな方には?
オール電化です!とか、エアコンは毎日掛けっぱなしです!というような電気をよく使う場合を除いて、殆どの家庭がこの200〜300kWhというボリュームゾーンに属するから、どっちでもほとんど変わらないと言うのが結論。
だから、好きな会社を選べばいい。
私は、安いのと口座振替ができるという理由からエルピオでんきにしていたけど、会社規模で撤退起きることがわかったので、今回は企業規模と安心感でENEOSでんきを選びました。
皆さんも参考にしてみてください。
以上
2022/06/18追記
あしたでんき終了!
驚き
安いからいいねと言いながら、あしたでんき終了ですね。
それじゃ乗り換え先は?
こちらで案内したoneでんきが安いと思います。
お乗り換え先としていかがですか?
6月のENEOSでんき電気使用量が出ました!
ENEOSでんきの料金が出ました!
計算どおりでしたが、再生可能エネルギー発電促進賦課金が地味に高い。
15kWhと120kWhまでの計算は前と同じ。
従量2段料金の計算は以下の通り。
187kWh-120kWh=67kWh
67kWh✕23.99円=1607円
合ってますね。
これからどんどん電気料金が値上げされていくのかと不安になります。
我が家の場合、日中は家にいないので、1時間あたりの電気使用量は0.1〜0.2kWhです。
ドライヤー、電気ケトル、電子レンジなどをフルで使ったときは、1時間あたりの電気使用量は0.7〜1.0kWhです。
これからはエアコンが活躍する時期になります。
エアコンの定格消費電力が1時間あたり0.8kW位なので、1日5時間つけて4.0kWh。
最新機種だと0.6kW位かな?
1ヶ月だと4.0kWh×30日=120kWh
120kWh×26.8円=3216円
エアコンがフルで動くことはあまりないので消費電力はもう少し低く、料金も安くなるかなと思いますが、夏場は大体100kWh位、約3000円プラスと考えたほうが良さそうです。
エアコンをつける部屋が増えるとこの倍倍と掛かってきますので、出来るだけエアコンをつける部屋数を減らしたほうが良いと思います。
最近テレビで全部屋の空調を1つのエアコンでまかなうという家を見ましたが、一番いい方法かもしれません。
以上